みなさまこんにちは。

株式会社クリーンメイトの西尾です。

今回は、和歌山県海南市日方にて水害復旧作業を実施してまいりました。

ご依頼者様は、H様です。

6月2日に降った大雨により近くの日方川が氾濫し、日方地区一帯が床上・床下浸水してしまい、お客様のご自宅もその影響を受け現在も汚水・汚泥が溜まっている状態で大変困っているとお問合せを頂戴しました。

H様の地域に派遣されておられたボランティアの方がある程度の水は引き上げてくれたそうなのですが、取り切れない汚水と汚泥による汚れや臭いが漂っていた為、大変お困りのご様子でした。

とはいえこのままの状態にしておくこともできないし、どうにかしたいと思ってネットで検索してみたところ、弊社のみがヒットして藁にも縋る思いで問い合せたそうです。


お問合せをいただいてから弊社見積りスタッフがH様邸へお見積りにお伺いし、現状の確認をおこないます。

キッチンの床下点検口から状況を確認してみると、床下に残っている汚水・汚泥は10㎝ほどの高さでした。

また、相対湿度を計測したところ90％以上湿度で飽和されている状態でした。

一度に大量の土砂や汚水が流出したため、床面上部にはその汚れが付着しておりました。

床面には汚泥が残ったままの状態で、床下の壁を見ると水の跡とみられる線があり、大雨が起こった当初の水位は約45㎝前後はあったであろうことが考えられました。

水害が起こってから48時間から72時間以内にカビは発生してしまいます。

今回のケースはかなりの日数が経過していた為、カビに起因する肺炎などの健康被害のリスクも高くなります。

その他臭いの発生などあらゆる面を考慮して作業を行なっておいた方が良いことを見積りスタッフからH様へお伝えし、御見積書をご提出させていただきました。

お見積もりからその後弊社の方へご連絡があり、

「お話ししてくれていたカビがあるかどうかも気になるし、やっぱりこのまま放置しておくのも気持ち悪いので作業をお願いできますか？」

と、この度は弊社へご依頼いただく事となりました。



そしてお見積もりから数日後、作業スタッフ数名でＨ様邸へとお伺いします。

今回の作業の流れは下記の通りです。

～作業フロー～

※作業前水分量・湿度チェック

①（汚水・汚泥吸い上げ）
床下に残っている汚水をすべて吸い上げていき、水気がないような状態にします。

②（洗浄）
泥を高圧洗浄バキュームで洗浄していきます。

③（除湿・乾燥）
機材を用いて床下全体の湿度を下げ、乾燥していきます。

④カビ除去
汚水や汚泥によって発生したカビ菌を除去します。

⑤（消毒剤散布）
しっかりと乾燥させた上で再度消毒剤を噴霧することにより、乾燥滞留菌を不活化させます。


作業中には床下天井の部分に数か所カビの付着が見られ、そちらも汚泥と同様に綺麗に洗浄して洗浄後にはカビ除去剤を塗布していきました。
（カビ除去剤を付着面に塗布することにより、真菌の増殖を抑える効果があります。）

汚水・汚泥の吸い上げ、洗浄後の除湿と乾燥の作業は、経過を見ながら数回おこない計1週間ほどの日程で全体の作業が終了いたしました。

作業完了後にご依頼者様に目視や写真でご確認いただくと、

「すごい！！泥も水も臭いも無くなってる！！！」

「最初にネットで調べても中々調べられなくて、やっとクリーンメイトさんにたどり着いて、、、」

「他社さんと比べても作業内容や技術が圧倒的に良くて！本当にクリーンメイトさんにお願いして良かったです！！」

と大変お喜びのご様子で、私たちも作業をさせていただいて良かったと感じました＾＾


Ｈ様、この度は弊社へご依頼くださり誠にありがとうございました！

また何かお困りのことがございましたら、いつでもご相談くださいませ。

それでは、作業の様子・ビフォーアフター写真をご覧ください。