皆様こんにちは。
株式会社クリーンメイトの西村です。
今回は、大阪府東大阪市にて特殊清掃作業を実施してまいりました。
ご依頼者様は、お部屋の管理会社であるN様です。
弊社と業務提携をさせていただいている管理会社様ですので、リピートのご依頼となります。
お部屋には50代前半の男性がお住いでしたが、室内にてお亡くなりになられたことで特殊清掃を依頼したいとのお問合せを頂戴しました。
親族様方は相続放棄をされたため、管理会社様が対応することになり弊社へご連絡いただいたのだそうです。
また、ご遺体発見時には死後1ヶ月以上が経過していたとのこと。
ご連絡をいただいてからすぐに故人様宅へお伺いして、お見積りをさせていただきます。
室内の臭気レベルは中程度ほどで、故人様がお亡くなりになっていた布団には体液が付着しています。
薄い布団だったこともあり、下のフローリングにも体液が漏れておりました。
お一人暮らしをされてた且つ1Kの間取りでしたので、お部屋に残っているご遺品の量は少量といったところです。
現状確認・お見積もりが終わり、ご依頼者様へご報告して作業内容についてのご説明をさせていただきました。
お見積書をご提出してから後日、弊社へとご連絡があり、
「今回もぜひよろしくお願いします」
とおっしゃっていただきまして、この度はご成約頂く事となりました。
それから作業当日となり、作業スタッフと共にお部屋へとお伺いして作業を開始していきます。
まずは感染予防のため室内全体へと消毒剤を散布していきます。
その後、布団など体液が付着している汚染物の梱包をおこない、スタッフが安全に作業できる環境を整えていきます。
布団下のフローリングに付着した体液を清掃して、ご遺品整理作業を進めていきました。
仕分け作業中には故人様がどんな生活状況で暮らしていたのかが分かる書類や、生前にお好きだったであろうものを発見しました。
故人様が生活していたお部屋を整理していると、どんな生活環境だったのか、またはどんなお人柄だったのかが少しずつ見えてくるものです。
孤独死でお亡くなりになる方が増加していく背景には、様々な理由が存在します。
生活が困窮していたり、社会とのコミュニケーションが取りづらい環境だったり、そういった状況の方が多く存在することも理由として挙げられるでしょう。
ご遺品整理後は室内の窓や扉の清掃、クロス・CFの剥離作業を行います。
それからもう一度消毒・除菌剤を全体に散布していき、汚染箇所に特殊コーティングを施したあと、消臭作業へと入っていきます。
臭気のレベルによっては遺品整理・特殊清掃・消臭作業に数日~1週間ほどかかりますが、今回のお部屋の場合は計3日間で全体作業が終了いたしました。
作業が完了したことをご依頼者様へご報告して、最終確認のためにお部屋へとお越しいただきます。
室内の様子をご確認いただいたご依頼者様が、
「今回も素早く作業をしていただいてありがとうございました。」
「私たちだけではどうすればいいのか分からない状態なので、いつも本当に助かっています。」
とおっしゃられており、私たちへと感謝のお言葉を伝えてくださいました。
N様、この度は弊社へご依頼くださり誠にありがとうございました。
また何かお困りのことがございましたら、いつでもご連絡くださいませ。
それでは、作業中の様子やビフォーアフター写真をご覧ください。