2024年05月21日

ユニットバス内の劣化が原因で床下浸水!!一刻も早い原因の究明で安心して暮らしたい 大阪府枚方市

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  • ユニットバス内の劣化が原因で床下浸水!!一刻も早い原因の究明で安心して暮らしたい 大阪府枚方市AFTER
間取り
床下(64㎡)
作業人数
10人
作業時間
約100時間
作業金額
718300円(税込)

施工内容

床下浸水
・湿度(相対、絶対)水分量 作業前データー計測+サーモグラフィー観測
・汚水、汚泥汚物 高温高圧バキューム洗浄(90℃)
・汚水、汚泥汚物、2次濾過後 排出
・漏水箇所究明調査
・漏水箇所再洗浄
・除湿+徹底乾燥作業
・消毒剤散布

みなさまこんにちは。

株式会社クリーンメイトの西村です。

今回は、大阪府枚方市にてユニットバス内UB枠下部劣化が起因して発生した床下汚水汚泥浸水 復旧作業を実施してまいりました。

今回のケースは、突然、床下収納庫の蓋が浮いているのに気づき床下収納庫を外すと床下が汚泥汚物で浸されていたそうです。

よくある床下浸水発見のパターンだと思います。


原因を探るべく水道業者に調査依頼したところ、恐らくキッチン付近だろうが原因がわからないとの事でした。

水道業者では排水や消毒ができないということを聞き、お客様自身で複数社お見積もりを取られていたそうです。

しかし何処も安心して任せれるような解決策に至らない内容で作業依頼に踏みとどまっていたそうです。

そんな中、クリーンメイトにお悩みのご相談をいただきました。


お問合せをいただき弊社見積りスタッフがお客様宅へお見積りにお伺いし、現状の確認と湿度(相対、絶対)水分量 作業前データー計測+サーモグラフィー観測調査おこないました。

床下の状況は、キッチン床下点検口から床下に残っている汚水・汚泥は15㎝ほどの高さでした。

長く放置されていたせいか目視でも水中にカビが発生しているのが分かりました。

湿度は、床下に通気口があったため外気とさほど変わらない状態でした。


そして問題は現時点でも漏水をしていること!!

見積もり時の調査では、自宅にある水道メーター内のパイロットは正常で管内音聴テストも正常。

恐らくこれは排水から生じる漏水であると目星をつけお客様に事情をご説明いたしました。

他社との違いやまたしっかりと乾燥している根拠などを可視化できる旨、そして漏水箇所の特定状況をお客様にお伝えし、安心できると一択で
クリーンメイトにご依頼いただけました。



~今回の作業フロー~

※湿度(相対、絶対)水分量 作業前データー計測+サーモグラフィー観測

①(汚水・汚泥吸い上げ)
汚水、汚泥汚物 高温高圧バキューム洗浄

汚水、汚泥汚物をより水害時に発生したであろうウイルスを死滅させることができます。

また、即座にバキュームで吸い上げることにより、洗浄時の感染物の飛散暴露も防ぐことが可能になります。


②汚水、汚泥 2次濾過後 排出
バキュームで吸い上げた汚染汚泥や残留物をそのまま外に放出してしまうと土壌や水質汚染を招いてしまいます。

残留物のゴミを耐圧濾過ドラムでしっかりと選別濾過し、さらに濾過された洗浄水を再度選別濾過し安全な自由廃棄物として排出致します。


③漏水箇所究明調査
作業前や洗浄中は浸水しているため、目視では漏水箇所を確認することができませんが、乾燥途中の湿度変化や水分量などでおおよその漏水箇所を特定することが可能となります。

今回も前情報ではキッチン付近とヒアリングして漏水箇所予測をしておりましたが、作業後の湿度と水分量調査で恐らく漏水箇所は脱衣所・浴室付近だと洗浄後には断定しておりました。


④原因箇所の特定後の洗浄
原因箇所が判明したのでユニットバスを解体後、再度汚染スラブ面を高温高圧バキューム洗浄

汚水、汚泥汚物を90度前後の高温の温水で高圧バキューム洗浄をおこないます。

高温で洗浄することにより水害時に発生したであろうウイルスを死滅させることができます。


⑤除湿+徹底乾燥作業
洗浄後の床下は湿気が非常にたまりやすくしっかりと洗ったにもかかわらず水分が多く残っているとカビの発生を招く恐れがあります。

ハイスペックの除湿器を用いて床下全体の水分を除湿し、床下全体を急速に乾燥していきます。

※地下室などの浸水の場合は、今回のケースなどと違い圧力の関係で急速には除湿乾燥致しません。


⑥(消毒剤散布)
しっかりと乾燥させた上で再度消毒剤を噴霧することにより、乾燥滞留菌を不活化させます。




作業はまず養生から開始します。

排水をする際に、排水ホースで居住壁床面を汚さないように、壁にはホースプロテクタ設置、床面は防水養生を行います。

それから汚水の排水、今回はここからが本題でした。

排水洗浄後の漏水調査です。


前情報ではキッチン付近とヒアリングして漏水箇所予測をしておりましたが、洗浄後の湿度と水分量調査で恐らく漏水箇所は脱衣所・浴室付近だと洗浄後には断定しておりました。

それを踏まえたうえで、ユニットバス付近を散水調査したところ、ユニットバスのUB枠下部に隙間が空いておりここから床下に漏水していたと判明致しました。

漏水箇所であるユニットバス補修が困難なため、お客様と確認をとりユニットバスの解体となりました。


解体後の土間スラブを再洗浄し、しっかりと除湿器や送風機を駆使しながらの乾燥となります。

除湿開始直後の排出湿度は82%に対し除湿後の床下内の送風湿度は21%でしっかりと乾燥した空気を送風出来ていることも確認しました。

また乾燥時に生じた除湿量は1日で約36ℓの水を除湿しておりました。

乾燥後の床下内部の湿度には、バラツキがなくなり基礎コンクリートの水分量も0%でしっかりと乾燥が出来ました。



すべての作業を終え、お客様に乾燥証明書と作業報告書で作業内容をお伝えしたところ、

「しっかりと作業して頂いて本当にクリーンメイトさんにお願いしてよかったです」

とお褒めのお言葉を頂戴いたしました。


Z様、この度は弊社へご依頼くださり誠にありがとうございました!

また何かお困りのことがございましたら、いつでもご相談くださいませ。

それでは、作業の様子・ビフォーアフター写真をご覧ください。

ビフォーアフター

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作業風景