みなさまこんにちは。

株式会社クリーンメイトの西村です。

本日は大阪府羽曳野市にて、孤独死現場での特殊清掃作業を実施してまいりました。

ご依頼者様はS様です。



「特殊清掃をお願いできる業者を探しています」

とお電話にてお問い合わせを頂戴いたしました。

お急ぎのご様子でしたので、日程調整後すぐに現地へとお見積りにお伺いしてお話を伺います。


お一人暮らしをされていたお父様が室内にてお亡くなりになられ、お部屋の特殊清掃が必要となりネットで業者を探していたそうです。

しかし、特殊清掃に関しての情報をご自身でネットにて調べてみると、様々な情報が入ってきてしまいます。

その結果どの業者を信じればいいのかが分からなくなり、不安な気持ちを抱えたままお問い合わせを頂いたのだそう。

お話していた際の様子からも、故人様が亡くなった直後で冷静な判断ができていない、といったように感じられました。


お話を伺った後、室内の現状確認を行うために入室させていただきます。

お部屋の間取りは2階建ての3DK。

玄関を開けてすぐに腐敗臭が感じられ、すでにハエも多数飛び交っておりました。

そしてお亡くなりになった1階の和室部分を確認すると、床の畳から壁・柱にまで汚染範囲が広がっている状態です。

体液の付着具合から床下にまで汚染が広がっていると考えられますので、部分的な解体も必要になると思われます。

また、室内に残ったご遺品の量としては多量といったところです。


現状確認（お見積り）が終わり、ご依頼者様に現状のご報告と共に弊社の作業内容や、必要となる作業についてのご説明をさせていただきました。

ご説明中には何度も分からない部分に関してご質問をいただきましたので、一つ一つ丁寧にお答えしていきます。

ネットにてご自身で調べられた情報と、実際に特殊清掃作業を専門とするプロからの情報ではやはり違いがあるもの。

最初は不安な様子でお話されていましたが、ご質問に対してお応えしていく中で少しづつ納得して安心していただくことができました。

情報社会の現代では自分でも情報が調べられて便利になっています。

しかし、時には誤った情報も入ってきてしまいますので、ネットで色々調べられるのも良し悪しなのかもしれません…。



作業に関するご説明・ご質問後、御見積書をお客様にご提出いたしました。

すると、

「実は他の業者さんにも見積りをしてもらおうとしていたのですが、詳しくそして間違いを紐解き説明してくれたのはクリーンメイトさんなのでもう決めます！！」

「自分で色々調べるうちに不安になってきたんですが、お話を聞いて納得できました」

「ぜひ作業をよろしくお願いします」

と即決にて作業のご依頼をいただきました。

S様、弊社を選んでくださりありがとうございます。




それから作業当日となり、弊社の作業スタッフと共にお部屋へとお伺いします。

今回ご依頼者様から捜索希望のあった品は、以下の通りです。

・土地の権利書
・印鑑
・公共料金の支払票
・資産にまつわるもの

※その他にも故人様が所有していたバイクと車は廃車をご希望されており、これらに関しては業務提携先の業者様をご紹介させていただきました。



作業前にまずは汚染箇所を含め室内全体へ除菌剤（除菌ナイン使用）を散布して、室内環境を整えてから作業を開始していきます。

それから汚染物の梱包・撤去作業を進めていき、その後各部屋のご遺品整理作業を始めていきました。

全体的に物が散乱している状態でしたが、慎重に仕分け作業を進めていくとご希望されていた捜索品がすべて発見されました。

捜索品は和室にて発見されていましたので、故人様の生活拠点は主に一階だったのかもしれません。



すべてのお部屋の仕分け作業・撤去作業が完了し、次は特殊清掃作業へと入っていきます。

汚染エリアの洗浄（汚れナイン使用）から、汚染エリアの解体作業を行いました。

その後、特殊コーティング塗装（臭いナインプロテクト）・消臭作業（臭いナイン）を行い、計5日間の全体作業が終了いたしました。


作業が完了したことをご依頼者様へご報告し、最終確認のためお部屋へとお越しいただきます。

室内をご覧になったご依頼者様は、

「ありがとうございます。」

「最初はどうすればいいのか分からずに困っていたんですが、クリーンメイトさんに依頼して良かったです」

「本当にありがとうございました」

と私たちへの感謝のお言葉を頂戴いたしました。

S様、この度は弊社へとご依頼くださり誠にありがとうございました。

また何かお困りのことがございましたら、いつでもご相談くださいませ。




それでは作業中の様子やビフォーアフター写真をご覧ください。