
私たちの身の回りには、目に見えないさまざまな微生物が存在しています。
中には病気を引き起こすウイルスや細菌も含まれており、感染予防には消毒が非常に重要です。
本記事では、消毒の基本知識やアルコール消毒の正しい使い方、業者による消毒が必要なケースについてわかりやすく解説します。
日々の暮らしにも役立つ情報となっていますので、ぜひ最後まで読んでくださいね。
目次
消毒の基本知識

まずは消毒の基本を知りましょう。
消毒とは、病原体となる微生物(細菌、ウイルス、真菌など)を死滅させたり、無害なレベルまで減少させたりすることで感染症の予防や衛生を保つために行います。
「殺菌」「滅菌」「消毒」の違いって?
消毒と似た用語に「殺菌」や「滅菌」がありますが、それぞれ意味が異なります。
殺菌(さっきん)とは:
微生物を「殺す」こと全般を指す言葉です。
ただし、どの菌を、どれだけ殺すかという具体的な範囲は決まっていません。
つまり、すべての菌を殺すとは限りません。
◆例: 殺菌スプレー、殺菌石けんなど
滅菌(めっきん)とは:
すべての微生物を完全に死滅させ、無菌状態にすることを意味します。
医療現場などで使われる、最も厳密な処理方法です。
◆例: 手術器具、注射器、培養機器などの滅菌処理
これらに対して
消毒(しょうどく)とは:
「ある程度まで」有害な微生物を減らし、感染のリスクを下げることを目的としています。
「無菌」にはなりませんが、感染リスクを減らすことが目的です。
日常生活で最もよく使われる衛生管理方法がこれですね。
◆例: 手指のアルコール消毒、ドアノブの拭き取り消毒、施設内の消毒作業
毒が重要なのはなぜ?
では日々の生活の中で消毒が重要だと言われるのはなぜでしょうか?
私たちの身の回りには、目に見えない細菌やウイルスなどの微生物が存在しており、その中には感染症の原因となるものも多く含まれています。
これらの有害な微生物を放置すると、感染症が広がりやすくなり、個人だけでなく社会全体に大きな影響を及ぼす可能性があるからなのです。
特に医療現場や介護施設、学校、保育園、食品を取り扱う場所などでは、消毒が欠かせません。
例えば、手術に使う器具や注射器などに微生物が付着していれば、患者の体内に病原体が入り込み、重い感染症を引き起こすかもしれません。
正しい消毒液の使い方

上記のことから、消毒は私たちの生活を支える基本的な衛生対策のひとつであるということがわかりましたね。
ここからは、一番オーソドックスな消毒液、アルコール(エタノール)の正しい使い方を学びましょう。
アルコール(エタノール)消毒液
◆主な用途:
手指の消毒
ドアノブ・机・スマホなどの表面の消毒
1. 手指消毒の正しい手順
手が乾いていることを確認
※アルコールは水分があると効果が落ちます。
↓
消毒用アルコール(エタノール)を手に適量取る
※目安:3〜5mL程度
↓
手のひら、手の甲、指の間、指先、親指、手首までしっかりこすり合わせる
↓
自然に乾くまで(15〜30秒)こすり続ける
※タオルなどで拭き取らないようにしましょう。
2. 物の表面を消毒する際の手順
汚れやほこりをあらかじめふき取る
※汚れがあるとアルコールが十分に効きません。
↓
清潔な布やペーパーにアルコールをしみこませる
↓
消毒したい場所を拭く
↓
自然乾燥
※乾かすことで微生物の除去ができます。
◆注意点:
・アルコール濃度は70〜80%程度が最も効果的
・火気厳禁3(引火の危険あり)
特殊清掃業者による消毒が必要になるのはどんな場合?

これまで、消毒の基本知識や身近な消毒について解説してきましたが、場合によっては、プロによる消毒作業が必要になることもあります。
通常の清掃では対応できないほどの汚染や感染リスクがある現場では、特殊清掃業者による消毒が必要となることがあります。
以下のような場合は、専門知識と装備を持った業者に依頼しましょう。
■「孤独死」・「自殺」・「事件」・「事故」現場
特に遺体の発見が遅れた現場では、体液や血液が床や家具に染み込み、腐敗臭や害虫が発生してしまいます。
このような場合、ウイルスや細菌による感染症のリスクも高く、徹底的な除菌・消毒・脱臭が必要です。
■「ゴミ屋敷」等不衛生な環境
長期間片付けられていない部屋は、カビ、ネズミ、害虫(ゴキブリ、ハエなど)が発生していることが多いです。
多くの場合、殺菌・殺虫・消毒に加え、消臭作業も必要となります。
■「火災」・「水害」・「浸水」被害後の復旧
火災や水害後には、煤(すす)、カビ、雑菌、悪臭が発生しやすく、建材に深く染み込んでいることもあります。
そのため、清掃とあわせて、細菌やカビの除去・消毒作業が必要です。
特殊清掃のことならクリーンメイトにご相談ください

本記事では、という部分に焦点を当てて解説しました。
【内容まとめ】
・消毒とは、病原微生物を死滅または無害なレベルに減らし、感染症を予防・衛生を保つための処置
・「殺菌」「滅菌」「消毒」の違い 病原体を一定レベルまで減少させることで、感染リスクを下げる「消毒」は日常生活向け
・消毒が重要な理由:微生物を放置すると感染症が拡大し、社会的にも大きな影響を及ぼす可能性がある
・アルコール消毒液の正しい使い方:アルコール濃度は**70〜80%、火気厳禁
・特殊清掃業者による消毒が必要になるケースもあり:「孤独死等の現場」「ゴミ屋敷」「災害後の復旧」等
お悩みでしたら、プロである私たち業者にまずはお気軽にご相談くださいませ。
現在悩まれている方にとって本記事の内容がお役に立てれば幸いです。
最後までご覧いただきありがとうございました。