2025年11月14日(金曜日)

孤独死の真実!特殊清掃の流れを実際の作業例でわかりやすく解説



高齢化や単身世帯の増加により、「孤独死」という社会問題が深刻さを増しています。

本記事では、実際の孤独死現場で行われた特殊清掃の作業例を交えながら、どのような手順で作業が進められるのか等わかりやすく解説します。


まずは孤独死の実態からみていきましょう。

孤独死の発生件数や年齢別の割合をはじめ、現場のリアルを解説していきます。



データで見る孤独死




警察庁が発表した「警察取扱死体のうち、自宅において死亡した一人暮らしの者(令和6年)」によると、


2024年の孤独死(一人暮らしの方が自宅で亡くなった)の数は7万6,020人です。


うち、65歳以上の高齢者は5万8,044人にのぼり、これは全体の約76%にあたります。




<年齢別(多い順>

85歳以上  1万4,658人

75~79歳  1万2,567人

70~74歳  1万1,600人

となっています。



次に、65歳以上の、亡くなってから発見されるまでの期間を見てみると、「当日から1日以内」が最も多く22,734人、続いて「2~3日」が11,986人、「4~7日」が7,694人です。



地域別に見ると、東京都が最も多く7,699人、続いて大阪府5,329人、神奈川県3,659人、愛知県3,411人という結果です。

参考:警察庁HP




このことからわかること

■孤独死は特に高齢者に多く、さらに年齢が高くなるほど増加
■亡くなってからすぐに発見される人も多いが、数日以上かかるケースも少なくない
■東京都、大阪府、神奈川県、愛知県といった大都市圏での発生率が高い

ということですね。



都市部を中心に高齢者の単身世帯が増加していることが背景にあると言えるのではないでしょうか。




実際の孤独死現場とはどのようなものか




では、実際の孤独死現場というのはどのようなものなのか、弊社スタッフが実際に見た現場の様子をご紹介します。



<<弊社スタッフが見た実際の孤独死現場>>


状況:お一人暮らしをされていたお母様が室内にてお亡くなり 死後2週間ほど経過

ご依頼者F様より見積り希望のお問合せを頂戴し、お部屋へお伺いいたしました。


玄関扉を開けてすぐに強い腐敗臭が感じられ、室内にはハエなどの害虫が発生してしまっている状態でした。


また、故人様がお亡くなりになられていたキッチン部分の床面には、広範囲にわたり体液が付着していました。



このように、特殊清掃の現場は、遺体の腐敗や大量のゴミ、害虫、強烈な臭いを伴うことが多く、一般の人が対応できる状態ではありません。



しかしながら、対応までに時間がかかってしまうと、腐敗臭が外部へと漏れ出してしまい、最悪の場合近隣住民とのトラブルにも繋がりかねません。



なるべく早くプロに依頼をすることが大切です。





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特殊清掃はどのように行われるのか?




では、特殊清掃業者によって行われる作業とはいったいどのようなものなのでしょうか?
先ほどの現場をどのように清掃・原状回復したのか、詳しく解説していきましょう。


間取り:1DK
作業人数:4人
作業時間:約7時間
作業金額:195,000円(税込)



特殊清掃
・汚染物梱包、撤去
・汚染箇所洗浄(汚れナイン使用)
・家財仕分け作業
・残置物撤去
・除菌作業(除菌ナイン使用)


無料サービス
・室内簡易清掃
・水廻り清掃
・エアコン各種取り外し



<<作業開始>>

まずは、スタッフや外部への感染予防のため室内全体に消毒剤(除菌ナイン)を噴霧


体液が付着している汚物の梱包・撤去、仕分け作業


室内の残置物をすべて撤去


汚染箇所や水廻りの清掃作業開始


特殊清掃洗剤(汚れナイン)を使用し、床にこびりついていた体液や髪の毛を手作業で洗浄


汚染箇所を含め、室内全体に薬剤(除菌ナイン)を噴霧


室内全体の清掃作業

※本来であれば、今回のような汚染レベルの場合、解体作業やクロス・CF剥離作業等を行ない、最終的に消臭作業まで行います。


しかし、お部屋を管理されている会社様の意向により、解体等の作業は行わず汚染箇所の洗浄のみの作業となりました。



作業が完了のご報告&最終確認


終了




孤独死は、決して他人事ではなく、誰にでも起こりうる問題です。


特殊清掃現場の実態を知ることで、その深刻さを実感された方も多いのではないでしょうか。

高齢者の孤立を防ぐためには、地域や家族の関心と行動が必要です。

そして万が一のときは、専門業者に依頼し、迅速に対応することが大切です。


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高齢化社会の進展に伴い、賃貸物件での孤独死は増加傾向にあります。
不動産管理者が知っておくべき注意点を確認しておきましょう。



初動対応の重要性


孤独死などの現場を発見した際は、速やかに特殊清掃の専門業者へ連絡することが重要です。

通常の清掃業者では特殊な汚染や臭気に対応できる設備や技術を持っていないため、必ず特殊清掃を専門とする業者を選ぶ必要があります。
対応が遅れれば遅れるほど、臭気は建物全体に広がり、汚染の範囲も拡大してしまいます。
その結果、他の入居者からのクレームや退去につながるなど、近隣トラブルに発展するかもしれません。
物件への被害を最小限に抑え、周囲への影響を防ぐためにも、発見後の初動対応のスピードが鍵となります。



事前に業者を選定しておく



特殊清掃が必要になってから慌てて業者を探すのではなく、万が一に備えて事前に信頼できる業者を選定しておくことをおすすめします。




<<業者選びのポイント>>

□ 実績・資格の確認
• 特殊清掃の実績は十分にあるか
• 遺品整理士の資格保有者がいるか
• 特殊清掃技能士の資格保有者がいるか
• 専門スタッフの在籍状況

□ 見積もりの透明性
• 作業内容の詳細が明記されているか
• 費用の内訳が明確に示されているか
• 追加料金が発生する条件が説明されているか
• 見積書の内容に曖昧な点はないか

□ 対応体制
• 24時間対応が可能か
• 夜間・休日の連絡先が明確か
• 緊急時の駆けつけ時間はどのくらいか

□ 保険・補償
• 損害賠償保険に加入しているか
• 保険の補償内容・補償額は適切か

□ 評判・信頼性
• インターネット上の口コミ評価
• 実際の利用者の声
• トラブル事例の有無
• 業界団体への加盟状況



※損害賠償保険への加入状況も必ず確認してください。
作業中に建物や設備に万が一損害が生じた場合に備え、適切な保険に加入している業者であれば安心です。




費用負担の確認


特殊清掃にかかる費用は高額になることが多いため、誰がどのように負担するのかを事前に明確にしておくことが重要です。

まず、遺族や連帯保証人への請求方法を確認しましょう。
賃貸借契約の内容や連帯保証人の有無、保証会社との契約状況などを確認し、費用請求の手続きを整理しておく必要があります。
遺族との連絡が取れない場合や、支払い能力がない場合の対応についても想定しておくべきです。


原状回復費用の範囲を明確化することも欠かせません。
特殊清掃だけでなく、消臭作業、床や壁の張り替え、設備の交換など、どこまでが必要な工事なのかを具体的に確認し、その費用負担について関係者間で合意を得ておきましょう。



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Q1. 孤独死を発見したらまず何をすべきですか?

A: まず警察(110番)に通報してください。
警察による現場検証が必要ですので、勝手に室内に入ったり、遺体や遺品に触れたりしないようにしましょう。検証終了後、特殊清掃業者への連絡を行います。


Q2. 清掃費用は誰が負担しますか?

A: 基本的には故人の遺族または連帯保証人が負担します。
遺族が見つからない場合や支払い能力がない場合は、オーナーが負担せざるを得ないケースもあります。


Q3. 清掃費用の相場はどのくらいですか?

A: 発見までの日数や汚染の程度によって大きく異なりますが、
一般的に10万円〜100万円程度です。
夏場で発見が遅れた場合や、汚染が広範囲に及ぶ場合は、リフォーム費用を含めて数百万円になることもあります。


Q4. 特殊清掃はどのくらいの期間かかりますか?

A: 汚染の程度によりますが、通常1日〜1週間程度です。
簡単な清掃で済む場合は数時間、床や壁の張り替えが必要な場合や消臭に時間がかかる場合は数日〜数週間かかることがあります。


Q5. 消臭は完全にできますか?

A: 専門業者による適切な処理で、ほとんどの場合臭気は除去できます。
ただし、汚染が建材の奥深くまで浸透している場合は、床や壁の解体・交換が必要になることもあります。オゾン脱臭や特殊な消臭剤を使用することで、高い効果が期待できます。



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本記事では、孤独死清掃の真実!特殊清掃の流れを実際の作業例を使ってわかりやすく解説という部分に焦点を当てて解説しました。

【内容まとめ】
・孤独死は誰にでも起こり得る社会問題
・特殊清掃の現場は想像以上に過酷
・特殊清掃の作業内容
・不動産管理者が注意すべきこと
・よくある質問



特殊清掃を行う際、まずは故人に対する供養の気持ちを大切にしていただき、家族や親族にとって一番いい方法を取ってもらいたいと思っております。


ですが、特殊清掃についてお悩みでしたら、プロである私たち業者にまずはお気軽にご相談くださいませ。

現在悩まれている方にとって本記事の内容がお役に立てれば幸いです。

最後までご覧いただきありがとうございました。



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