2025年7月29日(火曜日)

孤独死・自殺・事件 トイレの特殊清掃が必要なケースについてわかりやすく解説します

孤独死・自殺・事件 トイレの特殊清掃が必要なケースについてわかりやすく解説します孤独死・自殺・事件 トイレの特殊清掃が必要なケースについてわかりやすく解説します



もしも、「孤独死」「自殺」「事件」などで、誰にも気づかれずにトイレで命を落としてしまったら…
こうした現場は、発見までに時間がかかることが多く、遺体の腐敗が進行してしまうため、通常の清掃では対応できない状態になります。

本記事では、トイレの特殊清掃が必要になる具体的なケースやトイレでの孤独死を発見した場合に取るべき行動等を紹介します。




孤独死が発生した場合
高齢者の一人暮らしなどで、トイレ内で亡くなり、数日~数週間発見されなかった場合、遺体の腐敗が進み、体液や血液が床や壁に染み込んでしまうことがあります。
悪臭やハエ・ウジなどの害虫も発生するため、専門業者による除菌・消臭・原状回復作業が必要です。


自殺による死亡があった場合
刃物や薬物、自傷行為などによる自殺がトイレで行われた場合、血液・体液・薬品などが飛散していることが多く、感染症のリスクもあるため、専門の防護対策と処理が求められます。


事件や事故での死亡現場
暴力事件や不慮の事故で亡くなった場合も、血液や組織片などがトイレに残る可能性があります。このような場合も、一般清掃では対応できないため、特殊清掃が必要です。


排泄物の異常な蓄積や腐敗
長期間放置された排泄物や、認知症・精神疾患による異常行動でトイレが著しく汚染された場合、強烈な臭いと菌の繁殖が起こるため、除菌・消臭を含む専門清掃が必要になります。






もしも、トイレでの孤独死を発見してしまった場合、誤った対応をすると、感染症やトラブルの原因になることもあります。
以下の手順に沿って冷静に行動することが大切です。



【1】110番または119番通報
遺体を発見したら、まずは警察(110番)、状況によっては救急(119番)に連絡します。
勝手に遺体を動かさないように注意しましょう。


【2】現場には立ち入らず外から状況確認
腐敗が進んでいる場合、トイレ内には強い異臭や体液、害虫などが発生している可能性があります。
無防備に入ると感染症のリスクがあるため、現場には立ち入らず、外から状況を確認するにとどめましょう。


【3】親族または管理者に連絡
発見者が家族でない場合は、物件の管理会社や大家、本人の親族などに連絡しましょう。
持ち家であれば、家族や相続人が対応することになります。


【4】警察の対応後、特殊清掃業者に相談
警察の現場検証が完了し、遺体が搬送された後、室内やトイレに残された体液・臭い・害虫の処理をしなくてはいけません。
これらは通常の清掃では除去できないため、特殊清掃業者に依頼してください。




【!! 注意 !!】
自分で掃除しようとしないこと!
感染症、精神的ダメージ等のリスクがあります。
専門知識がないまま自力で清掃を行うことは絶対に避けましょう。








では、特殊清掃業者による作業はどのように行われるのでしょうか。

弊社クリーンメイトで施工した実例をご紹介します。


注意点やポイント、金額なども参考にしてください。


ケース1: 「マンション一室のトイレで孤独死」                                                                                                                   

<<状況>>
・トイレ内で孤独死
・近隣住民より臭いとハエがすごいと苦情あり
・トイレ内は、汚染レベルが高く排水管内にまでハエが発生


<<施工内容>>
■遺品整理
・家財梱包
・家財搬出
・水廻り清掃
・室内簡易清掃


■特殊清掃
・消毒、除菌作業
・汚染箇所(トイレ内)洗浄
・トイレ内(便器、床、壁)解体
・クロス剝離
・特殊コーティング




<<作業工程>>

■お隣の部屋と階下の共有廊下に発生してしまっている
ハエの駆除作業からスタート
(ハエの駆除と臭いの除去作業)



■孤独死現場の作業開始


■室内を飛び交っている大量のハエの駆除作業


■飛び交うハエの量が落ち着いてから消毒作業


■家財の梱包・搬出作業


■汚染箇所であるトイレ内の洗浄


■便器・床・壁の解体・クロス剥離


■消臭作業開始


■消臭作業を含め計7日間で全体の作業が完了


■最終確認



作業にかかった人数:8人
作業にかかった時間:約168時間
間取り:1K
作業金額:368,500円(税込)










本記事では孤独死・自殺・事件 トイレの特殊清掃が必要なケースについてわかりやすく解説という部分に焦点を当てて解説しました。



【内容まとめ】
・特殊清掃が必要なケースは、「孤独死」・「自殺」・「事件」・「排泄物の異常蓄積」など
・遺体を見つけたら、まず110番通報し、現場には立ち入らない、管理者や親族に連絡し、その後、特殊清掃業者に相談
・特殊清掃の作業内容は 「消毒」・「除菌」・「汚染箇所の洗浄」・「便器や床の解体、クロス剥離」・「消臭」


特殊清掃を行う際、まずは故人に対する供養の気持ちを大切にしていただき、家族や親族にとって一番いい方法を取ってもらいたいと思っております。

お悩みでしたら、プロである私たち業者にまずはお気軽にご相談くださいませ。

現在悩まれている方にとって本記事の内容がお役に立てれば幸いです。

最後までご覧いただきありがとうございました。





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